バンド名の由来

 

「marebito」は「まれびと」と読み「客人」「稀人」「異人」などの漢字で表されるが、バンド名の由来は「異人」である。

民俗学用語で小松和彦が定義したところによると

 

ある社会集団を訪れ、一時的に滞在し、所用が済めばすぐに立ち去っていく人々。例：遍歴（広く各地を巡り歩くこと、いろいろな経験を重ねること）する宗教者や職人・商人・乞食、旅行者、巡礼者など。

 

ある社会集団の外部から来て定着した人々。例：難民、商売や布教を目的とする商人や宗教者、社会から追放された犯罪者、強制的に連行されてきた人々など。

 

ある社会集団が、その内部から特定の成員を差別・排除することで生まれてくる人々。例：前科者や障害者など。

 

はるか彼方に存在し、想像上で間接的にしか知らない人々。例：外国人や、異界に住むと信じられている霊的存在など。（wikipwdiaより）

 

というものがあげられ、風来坊に憧れた小林青年にとっては、魅力的な言葉であった。と、同時にそれは世界との隔絶であることを改めて感じたとかなんとか。

「ウルトラQ〜dark fantasy〜」にも出てくる。

 

 

バンドの歴史

 

 

THE SICKS、two pills on the beach、the syda、the Lastwaltz、エブリデーサンデーズなどなど、多くのバンドに関わっては潰してきた小林唯が、一貫して名乗り続けてきた「marebito」。

 

弾き語りを行う際に何となく名乗ってみたり、webサイトで音楽をアップする時に名乗ってみたり、果てはニコニコ動画で歌う時も名乗ってみたりとその使用タイミングは様々である。

 

何度かバンド形態でのライブも行ってきたが、正式にメンバーを加えて「marebito」として活動するにあたり「エブリデーサンデーズ」の時期から共に活動していた野田ダイスケに鍵盤とアレンジ面での協力を頼んだ。

サポートドラムには「bandshijin」としての活動を行う青沼詩郎を迎え、その後

なんとなく言うこと聞きそうで近くに住んでいる佐々木駿にベースを弾かせた。

2014年に入って、「トックリポックリ」で活動中のナラタツキがサポートギターとして加入。

そしていつの間にか正式メンバーに。

いつしか、もろもろの事情により佐々木駿脱退。

対バンをして知り合ったおのつんがサポートベーシストとして加入。

なにわともあれ、おのつんも正式メンバーに。

ライブ・レコーディング・映像作成に臨む。